中小企業にとっての「ブランディング」の落とし込み方、について。

ブランディング

「ブランディング」で儲かる会社に!③

前回までの投稿でもお伝えした通り、
ひとことで「ブランディング」といっても、ネットや書籍をみてみると、
いろんな捉え方や定義、そしてサービスが存在しているのが現状です。
それに応じて、いろいろ具体的な推進例もあるかと思いますが、
特にスタートアップや中小企業にとって、収益になかなかつながらない施策をできる余裕がある状況は少ないといえるかと思います。


ここ『しくみドコロ』は、大手企業向けではないということもあり、
少しでも早く結果を出していきながら、「ブランディング」でどうやって儲けていくか、
という捉え方で、とにかくシンプルに、あれこれとお伝えしていきますね。

A brown object with white lines on it

詳しくはまた別の機会にてお伝えできればと思いますが、
「ブランディング」の目的って、
その企業や商品(サービス)のファンを作っていくこと、育成していくこと
といえるかと思います。

では、「ブランディング」って具体的に何をするか、を端的にいうと、
『企業や商品(サービス)に対して、顧客から思われている(であろう)現在の「価値」イメージ』
                  ↓↓↓
『顧客から思われたい「価値」イメージに近づけていく、イコールにしていく活動』になります。

そこで、具体的に進めていくために、スタートアップや中小企業にとってオススメなのが、

ことです。
バラバラに散らかりやすいデザインやキャッチコピーなどクリエイティブな面を刷新し、洗練させて、というプロセスももちろん大事ではありますが、
僕は普段、なにより、あくまで“商売”という観点から、
商品(サービス)企画と販売企画に落とし込みながら推し進めていくこと
をオススメしています。
「作って(仕入れて)、売って」といった普段の流れに、「ブランディング要素」を細部に差し込んでいくイメージです。

「儲け」に直結しますし、数値化もしやすく、
なにより、スタートアップや中小企業の社長や幹部の方にとって、ズバリ“わかりやすい”からです。

なぜなら、
スタートアップや中小企業は、理念スタートというより、
もともとは、具体的な商売プランや展望があって、そこから創業に至った経緯、つまり、
「“商売”ありき」が大半だからです。

ところで、社歴の長い企業ほど、顧客に訴求したい特徴、取扱い商品(サービス)が多すぎてぼやけてしまっているケースも多く見受けられます。

企業や事業という単位なら、「商売」、
つまり取り扱いしている商品やサービス、また販路や顧客も、、
削って、尖らせることが必要なケースもあるかもしれません。

商品やサービスは、販売や展開されている場所によって、ブランド価値が大きく変わって(下がって)しまうケースも多々あるからです。

削り方や『ものさし』の考え方については、結構ボリュームあるので、別の機会にて改めて詳しくお伝えしますね。
なにより、
その『ものさし』で削って尖らせていく過程が、事業・商品・サービスなどにおいて、
改めて、特徴、価値やターゲットなどを認識し、明確にしていくことになります。

ところで、冒頭にも触れた「ブランディング」で、
少しでも早く結果を出していきながら、どうやって儲けていくのか、ですが、端的には、

などが挙げられるかと思われます。
それらについても、別の機会で具体的に触れていくようにしますね。