全国コスメ小売店での展開を狙う「アプローチ」について、あれこれ②
小売店へのアプローチの順番ってなぜ大事なのでしょう・・
どこにアプローチするか、どこからアプローチするか、かなり重要です。
その順番によっては、あとからアプローチしたい先がでてきても、
もうそのブランドのままでは断念したほうが良いってことが多々あるからです。
もっというと、企画構想段階から、
どんな店頭で展開していきたいな、ってことを「ストーリー」として、
どんどんイメージを色濃くしておく必要があるかと思います。
詳しくは、後々、ブランディングについて触れたときにでもお伝えできればと思いますが、
遅くともビジュアルやキャッチコピーなどを考えていく段階までには、
鮮明に、
「店頭での展開イメージ」
は煮詰めておいたほうが良いかと思います・・。
ほぼ100%聞かれます・・
どの小売業態のバイヤー商談でも必ず聞かれること。
「これらはどこに展開されてますか?」
あるいは、まだどこにも発売されていない新商品の場合、
「これらは今後、どこに展開予定ですか?」
そりゃそうですよね。
どこで展開されているか。
これがブランドのポジションに大きな影響を与えるからです。
また、展開されていく順番がいわゆる“ブランドストーリー”になってきます。
提案したブランドや商品の特徴をバイヤーが気に入ってくれて、
売り場での展開イメージを描こうとしてくれたとしても、
ブランドのポジションやストーリーに賛同を得られなかったら、
取り扱って頂くことは非常に難しくなってしまいます。
やっぱりどうしても、
ブランディングを考えていく際に、
アプローチの順番も一緒に考えていくことをおススメします。