現在進行形の案件もいくつか抱えており、このようなタイトルを銘打ったあと、
さて、どこまでリアルに伝えていいものかと少し悩んでしまいましたが、
相変わらず、ギリギリな感じであれこれと・・。笑
たしかにバイヤー商談って、少し緊張もありつつ、醍醐味というか、いつも最も楽しんでしまっている機会です・・てか、楽しみましょう!笑
後述しますが、大多数のメーカーさんにとっては、やっとこお目当てのバイヤー商談にたどり着いた、ということもあって、当然、少し構えてしまうと思います。
しかも、1時間とってくれることなどなかなかなく、せいぜい15分~30分くらいまでで、ほぼ一発勝負です。
担当もけっこう頻繁に交替されるところが多いので、百人百様のバイヤーに対する適応力が必要かと。
もちろん、何か月も前からバイヤー商談を想定して準備しておく必要はあり、もっとも大切にしなければいけない時間ではありますが、押さえておくべきポイント、気をつけなければいけないポイントというのがあります。
すべてをここでお伝えすることはできませんが、いくつか抜粋してご紹介させて頂きますね。
小売店の主体性は尊重しつつ、なるべく対等なスタンスで。
少し厳しい言い方かもしれませんが、対等なスタンスをつくろうとするなら、それだけ自信のある準備が必要です。きちんと準備していないのに、対等なスタンスでいっても一蹴されるだけです。
小売店は、店舗ブランディングをされているので、その主体性も尊重すべきです。
私の場合、「売ってください」「買ってください」は言わないようにしてたりします。
下は、けっこう商売道具というか、社外秘情報なんじゃないかって感じでもあるのですが・・(笑)、
私の場合、
「これだけこの商品にはファンがついています。(orファンが増えてくる要素があります。)ですので、彼らの「買い場」の提供をお願いできませんか。」と伝えるようにしています。
基本、そのブランドのファンをつくるのはメーカーの役割です。
そのファンに対して、メーカーからの誘導先として、小売店に「買い場」のパートナー協力してもらうイメージです。
ファンづくりに関しては、ブランディング、マーケティングの話になってきますので、また別途、お伝えできる機会にて・・
暗黙のルールともいうべき、“1JAN1ベンダー”
このルールを知らずして、新規のメーカーさんはかなり泥沼にハマってしまいます・・
これによって、発売すぐに息絶えてしまったブランドをいくつみてきたことか・・泣
けっこうギリギリの話でここでは具体的にはお伝えできないので、さらっと簡潔にだけ・・
大手小売チェーン店は、商品登録として、一つのJANCODEに対して、一つのベンダー(納入業者)の登録しかできません。登録変更もなかなかできません。
よって、バイヤー商談にいたるまでに、いくつかのベンダーからアプローチされている状態はバイヤーを混乱させるだけでなく、無用な価格競争にもなってしまい、ブランドイメージ的にも下がるため、結果的にメーカー/ベンダー/小売店すべてに不利益になるケースが多いです。
新規のブランドメーカーにとっては、なかなかわかりづらいでしょうが、このあたりで下手を打つと、そもそもバイヤー商談までなかなかたどり着くことができないので、営業アプローチの進め方は慎重に行われることを強くオススメします!