前々回と前回に引き続き、コスプレビジネスとVtuberビジネスについて、「しくみドコロ」らしくあれこれと。
「コスプレイヤー」と「Vtuber」をビジネス比較してみました!③
【グッズ販売】×「コスプレイヤー」について。
コスプレイヤー市場においてのグッズ販売って大きく二つに分けられると思います。
つまり、「コスプレするためのグッズ」と
「コスプレイヤーの写真などをグッズ化したもの」です。
前者は、衣装とかウィッグやアクセサリーなどで、
後者は、プロマイドやポスター、また写真データを使用したアクリルスタンドやキーホルダー、缶バッジなどです。
コスプレ市場のグッズ販売において、何かと障壁となるのが、アニメキャラクターなどの著作権関係です。
アニメキャラクターを意識したコスプレを個人的に楽しむ場合とは違い、そのアニメキャラクターを模したコスプレ姿を撮った写真をグッズ化して販売すると、著作権法に抵触してしまう可能性が高いからです。
よって、写真データを使用したグッズは、(有名コスプレイヤーに対してライセンサーが公式に許可した場合を除いて、)アニメキャラクターなどとは無関係のコスプレに限られてしまいます。
いずれにせよ、再現性だけではなく、独創的な捉え方などクリエイティブ要素もコスプレ人気の下支えにもなっているかと思うので、なにかそのあたりに刺さるような新しいグッズが企画されたらいいのになと、あれこれーあれこれーと考えたりしています・・笑
【グッズ販売】×「Vtuber」について。
前回まででもお伝えしましたが、やはり何といっても「Vtuber」の強みは、“コンテンツIP要素”と“インフルエンサー要素”をあわせもっていることです。
「Vtuber」のアニメキャラクターのようなアバターを商品化したグッズはかなり売れ行きが良いようです。
アクリル系グッズなど定番商品はもちろんのこと、そのキャラ設定の趣味嗜好にあったオリジナルコラボ商品(※例えば、お酒好きな「Vtuber」がお酒メーカーとコラボしたオリジナルお酒)の販売なども好調のようです。
また、イベントやキャンペーンごとに、オリジナルの衣装コラボしたデザインなどがある場合、限定要素が強いので、売れ行きは突出しているようです。
やはり、youtubeの場で直接に商品についてPRできるし、キャラクターデザインなので、どんどん柔軟にコスプレ感覚で変化を楽しんでもらえるというのが良いのかもですね・・・。
これらの大躍進の業界については、どこかのタイミングで追っかけて、また、あれこれ投稿させて頂きますね!